リバスト復活


2002年
 
6/8    夕刻、バンマス宅に一本の電話が鳴り響いた。それはバンマスの職場の同僚で音楽教師の優子さんから
     であった。優子女史いわく、「今共通の友人と一緒に伊藤雄一(tb)氏と飲んでいる」という。
     優子さんと伊藤氏は面識はないはず。中島はわけが分からず、一年ぶりに伊藤雄一氏と話すことになった。
      この二人の共通の友人とは東京在住で「BIG WING JAZZ ORCHESTRA」等で活躍している
     プロ・トロンボーン奏者、「ドナルド・ギブソン」氏であり、そのドナルド・ギブソン氏の日本での世話役が
     偶然にも伊藤雄一氏だった。
      このドナルド・ギブソン氏の登場は、以後の「りばすと」の歴史を運命的に大きく変えることになる。

7/22  優子女史からバンマスに「ドナルド・ギブソンと結婚する」との報告あり。さらに「10/13に名古屋市東区
      『白亜館』において、ウェディング・パーティを開くので、その司会をお願いしたい」との依頼があった。
     世話人は伊藤雄一氏。さらにパーティでは、ドナルド・ギブソンがいつもtbで参加をしている
     名古屋を代表するビッグ・バンド「JAZZ LAB ORCHESTRA」も出席し、盛大なジャム・セッションを
     計画しているとのこと。伊藤雄一氏はそのパーティで自らDIXIE BANDを新たに編成する計画もあるという。
          そもそもジャズ好きで自らサックスもプレイする優子女史とジャズとの本格的な出会いは、
     バンマスが彼女にジャズの魅力を何度もしつこく講釈したことに始まる。
     バンマスは個人的にも親交のあった元・原信夫とシャープス&フラッツのtb奏者、
     村上準一郎氏を彼女に紹介し、以後彼女は東京での村上氏のライブに何度か通い詰めた。
     ある日、そこで同じく村上氏をtbの師と仰ぐ長身の青い眼の男性と運命的な同席をした。
     その男性こそがドナルド・ギブソンその人であったのだった。これ以降、
     伊藤氏と中島は何度も会合を持ち、「ドナルド・ギブソン&優子 ウェディング・パーティ」の際に、
     暫定的に『RIVERSIDE STOMPERS』を再編成するということで合意し、準備を進めることになる。
      メンバー集めは伊藤氏が奔走し、以下のメンバーが結集することになった。
     
     海保安津雄(tp) 吉丸昭彦(cl) 伊藤雄一(tb) 佐々木康亘(bj) 中村純子(p)
     加藤剛史(bs)初登場! 関野 勇 (ds) 斎木江美(vo) バンマス(総合司会)

9/29   ほぼ一年ぶりに西山演歌道場に「りばすとメンバー」が集結、10/13のパーティに向けての
     セッションを行う。海保安津雄のtpは衰えてはいなかった。

10/13 名古屋市東区「白亜館」において、「DON&YUKO WEDDING PARTY」に列席。
      「JAZZ LAB ORCHESTRA」も迎えて盛大にとり行われる。
     BIG BAND STAGEでは「JAZZ LAB ORCHESTRA」がすばらしいステージを披露。
     もちろんリード・トロンボーンは新郎ドナルド・ギブソン。後半はDIXIE BANDとして,
     新生「RIVERSIDE STOMPERS」が楽しい演奏を披露し会場を熱気の渦に巻き込み、
     大喝采を浴びる。
      このパーティでは、
      「FIREHOUSE STOMP」、「I WANT A GIRL」、「NIGHT AND DAY」、
      「MUSKRAT RAMBLE」、「SAINTS」などのレパートリーを久々に披露。
      特に「SAINTS」ではドナルド・ギブソンをはじめ、JAZZ LAB のメンバーも交えての
     大ジャム・セッションとなった。

      この時の再会を機にバンマスと伊藤氏は頻繁に連絡を取り合うようになり、「りばすと復活計画」を練る。
     
11/2  バンマスは伊藤氏から突然の電話を受ける。「尾張旭市城前に『BOSSA』という
     アヤシイライブハウス兼洋風居酒屋があるのでバンドを売り込みに行こうというものであった。
     「BOSSA」は店の雰囲気やマスター“かずー”氏の人柄もよく、
     「りばすと復活」ライブには絶好の環境だと判断し、二人でマスターに「りばすと」をしつこく売り込み、
     マスターもついにおされて了承。その場で12/20の単独ライブまで決定してしまう。
     だが、出演メンバーはまだ確定していない。   
     その後、伊藤氏はメンバー集めに奔走。二転三転してなかなか揃わず、最終的にcl&saxを断念。
     新ドラマーとして、元超有名プロ・ミュージシャン「奥谷孝」氏を担ぎ出すことに成功する。

12/20  尾張旭市城前町「BOSSA」にて「RIVERSIDE STOMPERS復活記念クリスマス・ライブ」を敢行。
     ドナルド・ギブソン(tb)をゲストに迎え、大成功を収める。

      ★新生 RIVERSIDE STOMPERS メンバー
     伊藤雄一(tb) 海保安津雄(tp) 佐々木康亘(bj) 中村純子(p) 加藤剛史(bs)
     奥谷 孝 (ds) バンマス(mc)
     そして、新たに専属ヴォーカリストとして「西 彩子」を迎える。
     さらにこの日のライブには東京から伊藤雄一の友人、吉田 翼 (ts)も参加。
     おなじみのディキシー・ナンバーに加え、
     「ALL OF ME」、「CRY ME A RIVER」、「JINGLE BELLS」、「NIGHT AND DAY」などを披露。
     さらにさらに「大きな古時計」を優子GIBSON夫人が熱唱する。 
    
      しかし、この日新たな難題が持ち上がる。リーダー・伊藤雄一が2003年2月、
     東京への転勤が急遽決定!ライブ後の話し合いにより、バンマス(mc)が
     今後の「RIVERSIDE STOMPERS」の経営権・肖像権・著作権等の一切の権利を
     伊藤氏から正式に引き継ぐことになる。さらに今回のライブが好評であったため、
     次回のライブは2003年3月22日に決定。
    
      ただ早急に新clおよび新tbを探さねば、バンドの存続は困難である・・・。
 

2003年

1/12   午後、中村純子(p)宅に、海保・佐々木・バンマスの3人が集まり、今後の「りばすと」運営に関する
      ミーティングを行う。以後、3名ともが新tb及び新cl探しに奔走することになる。
      なお、この日tbとして第一候補に挙がったのは、以前にりばすとに助っ人でも参加をした「尾関雅彦」。

      その後中島は尾関氏に毎日のようにしつこく説得を続けるが、当時尾関雅彦氏は、
     ビッグ・バンド「レア・サウンズ・オーケストラ」の一員としてはもちろん、
     「アサヒ・フレッシュサウンズ」のリーダーとして、さらに「早稲田大学ニュー・オリンズ・ジャズ・クラブOB」の主催する、
     NEW ORLEANSーDIXIELAND BAND「ドランカーズ名古屋支部」にも参加をしていたため、
     スケジュール的にも都合がつかず参加を固辞。
 
      さらに中島はしつこく尾関氏に参加をしつこく呼びかけ、ついに尾関氏はその熱意と
     ストーカー以上のしつこさに打たれ(?)、参加を表明することになる。

1/23   奥谷孝(ds)の所属する「ガレリア・ホール〜スタジオABO」(尾張旭市桜ヶ丘町)で
      りばすと・メンバーが集合し練習。
       尾関雅彦はtbで新生「RIVERSIDE STOMPERS」に初参加。
      さらにこの日、尾関氏は同じく「ドランカーズ名古屋支部」に参加している
      達人・クラリネット奏者「小倉愈(おぐら・まさる)」をバンドに紹介。
      小倉氏はDIXIEキャリア30年以上の超ベテランで、東京では有名なDIXIE BAND
      「DOCTOR DIXIE SAINTS」のリーダーとして現在も活躍。薗田憲一氏や
      外山喜雄氏との共演の経験も持っている。
      セッション後、その素晴らしいプレイで、すぐに意気投合。小倉愈(cl)に魅せられてしまった
      メンバーは、初対面でありながら全員で小倉氏に「りばすと」への参加を伏してお願いする。
      そして小倉氏も快く参加を承諾した(というか脅迫の恐怖からであった)。
     
      このクラリネットの達人、小倉愈との出会いもまた「りばすと」にとって運命的なものであった。
     
      「縁」というか「バンドへの情熱」か「怨念」か、この日ここにまるで「西遊記」の一行のように
     現在の「RIVERSIDE STOMPERS」全メンバーが揃うことになったのであった。

     ★DIXIELAND JAZZ BAND 「RIVERSIDE STOMPERS」’03

      小倉 愈 (cl)   海保安津雄 (tp)  尾関雅彦 (tb)
      佐々木康亘 (bj)  中村純子 (p)  加藤剛史 (bs) 
      奥谷 孝 (ds)   西 彩子 (vo)
      バンマス(mc&siren&tambourine&slidewhistle & vo)
      スペシャル・ゲスト ドナルド・ギブソン (tb)

3/22   尾張旭市城前町「BOSSA」にて「RIVERSIDE STOMPERS SPRING SPECIAL LIVE」を実施。
      ゲストはドナルド・ギブソン(tb)。
      この日の第2回ライブは前回にまして大盛況。アリーナ、スタンドともに満席で立ち見のお客様まで
      いらっしゃった。
      この日の演奏では
     「ROYAL GARDEN BLUES」、「明るい表通りで」、「恋人よ我に帰れ」、「懐かしのニュー・オリンズ」、
     「ティン・ルーフ・ブルース」、「私の青空」、「ユー・アー・マイ・サンシャイン」、
     「オリジナル・ディキシーランド・ワン・ステップ」
      などを次々に披露し大絶賛を浴びる。
      なかでも、尾関雅彦(tb) vs ドナルド・ギブソン(tb)のtbバトルはすさまじい迫力であった。

7/12    尾張旭市城前町「BOSSA」にて「RIVERSIDE STOMPERS SUMMER SPECIAL LIVE」を実施。
      ゲストはもちろんドナルド・ギブソン(tb)。
      前回のナンバーに加え、
     「ST.LOUIS BLUES」、「LOVE」、「ホエン・ユア・スマイリング」、「センチメンタル・ジャーニー」
     「メイプル・リーフ・ラグ」、「ハッシャ・バイ」などを披露。さらにポップス・ナンバーも取り入れ、
      スティービー・ワンダーの「愛しのデューク」のアレンジをはじめ、「ルパン三世のテーマ」などにも挑戦。
     今回も、尾関雅彦(tb) vs ドナルド・ギブソン(tb)のtbリベンジ・バトルは見ものであった。

7/20   名古屋市守山区「志段味納涼夏祭り(別名:「なごやのチベット祭」)にゲスト出演。
      総合司会は中島正喜と女性ジャズ・バンド「CHEROKEE」のリーダーsusie横江の二人が担当。
      あいにくの雨の中ではあったが、「ナッシュビル・ウェスト・バンド」や「和太鼓」の演奏、
           さらに「名古屋市消防音楽隊」の華麗な演奏とパフォーマンスへと続き、会場ではフリーマーケットも大 盛況。
       「CHEROKEE」の迫力満点のジャズ演奏、みんなで盛り上がった
     沖縄バンド「JIN JIN」の演奏や「エイサー踊り」のあと、野外ステージ演奏のラストとして
     「RIVERSIDE STOMPERS」が登場し、
     「FIRHOUSE STOMP」、「LOVE」、「ELLY MY LOVE」、「DIAMONDS」、「SAINTS」
     の5曲を演奏。大絶賛を浴びる。
     その後は、「にっぽんど真ん中祭り in 志段味」で祭りは絶頂に達し、「大花火大会」へと突入した。
      祭りは例年以上に盛り上がり、大成功であった。

7/21   東京恵比寿ガーデン・プレイスで開かれた、日本ルイ・アームストロング協会主催の
      「第23回 サッチモ祭」に小倉 愈 (cl)が「DOCTOR DIXIE SAINTS」を率いて熱演を披露。
     同時に「りばすと」東京進出への売り込みにも成功。
      11月の東京・新宿「トラッド・ジャズ・フェスティヴァル」への「りばすと」参加の話が持ち上がる。

9/9    三重県長島町浦安「長島スパーランド」内のアウトレット・モール「JAZZ DREAM 長島」の
      野外ステージ、「サザンベル・スクエア」において野外ステージ・ライブを敢行。    
      ニューオリンズの「フレンチ・クォーター」の街並みを模したアウトレット・モールには楽しい
     DIXIELAND JAZZの調べは大変よく似合い、買い物中の多くのお客様が足を止めて立ち寄って下さった。
     JAZZ DREAM前代未聞の大盛況であったと聞く。この日の演奏では
      「セ・シ・ボン」、「オー・シャンゼリゼ」、「線路は続くよどこまでも」、「DIAMONDS」、
      「ALL OF ME (西 彩子 vo)」、「SENTIMENTAL JOURNEY (西 彩子 vo)」、
      「大きな古時計」、「L-O-V-E」、「いとしのエリー」などを次々に披露し大絶賛を浴び、
      メンバー全員大変満足感を得る。
      また、三重県を代表するBIG BAND「トーイン・ポップス」のリーダー、広田芳治氏(tb)や
     平井英治尊氏の「エジソン・バンド」の皆さんも忙しい中応援に駆けつけて下さり、
     「東海一のDIXIE BAND!」との過分なお褒めの言葉まで頂く。
      大変充実したライブであった。
      そして以後「JAZZDREAM 長島」は「りばすと」活動のメイン舞台となる。

9/20   尾張旭市城前町「BOSSA」にて「RIVERSIDE STOMPERS AUTUMN SPECIAL LIVE」を実施。
     今回もゲストはもちろんドナルド・ギブソン(tb)。
      さらに今回はゲスト・ヴォーカルとして、シャンソン界のベテラン歌手「林 千衣子」を迎える。
     林 千衣子(vo)は名古屋市、一宮市、犬山市を中心としてディナーショーやリサイタル等で
     幅広く活躍中。今回、JAZZBANDとの共演は初挑戦で、「バラ色の人生」、「セ・シ・ボン」、「回転木馬」、
     「オー・シャンゼリゼ」などのシャンソンの名曲を、りばすとのオリジナル・アレンジによる
     「DIXIEスタイル」で朗々かつ軽快に謳いあげ、絶賛を浴びる。
      前回のライブのナンバーに加え、
      「AT THE JAZZBAND BALL」、「DIAMONDS」、「大きな古時計」、「ビル・ベイリー(新アレンジ)」などを演奏。
      圧巻はラストでの林 千衣子(vo)、ドナルド・ギブソン(tb)をフィーチャーした「枯葉」。
      「モダン・ジャズ・スタイル」ではあったが、尾関雅彦のtbもバックとして素晴らしい役割を果たし、
      さながラ「JAY&KAI」を彷彿とさせた。
      アメリカからはわざわざドナルド・ギブソンのママも駆けつけ、今回のDIXIEとCHANSONの
      コラボレート企画は大成功。

11/2    春日井市「ザ・モール春日井」特設ステージにおいて、春日井商工会議所の主催する
     「春日井ラーメンまつり『コアかすがい2003』」にゲスト出演。
     「いとしのエリー」、「L-O-V-E」、「DIAMONDS」、「AT THE JAZZBAND BALL」などを披露。
     この日のライブではベースの加藤剛史が都合がつかず、急きょ、旧メンバーの星野謙司が2年ぶりに
     ベースで参加。本人いわくかなりのパニック状態だったらしいが、臆せず立派にステージを務めた。

11/9  三重県長島町浦安「長島スパーランド」内のアウトレット・モール「JAZZDREAM 長島」の
     「サザンベル・スクエア」において2回目のステージ・ライブを敢行。 
 
       この日は「JAZZ DREAM 長島」のスペシャル・イベントとして、
     「Melody on the Milky Way 〜 あまねく星たちへのグリーティング」と題されたX'masツリー点灯式が
     催され、そのゲスト・バンドとして唯一「リバスト」が出演。新聞社をはじめマスコミ各社も大勢取材に参集していた。
      メンバー全員がサンタの衣装に着替え、「ウィンター・ワンダーランド」、「ジングル・ベル」、
     「ママfがサンタにキスをした」、「赤鼻のトナカイ」等のクリスマス・ソングをメドレーで演奏しながら
     「練り歩き」と称して、アウトレット・モール内をパレードで一周。買い物中の多くのお客様が寄ってきて下さり、
     カメラのフラッシュやビデオの嵐となる。
      この日もベースの加藤剛史も都合つかず(最近どうも付き合いが悪い)、
     またもやピンチ・ヒッターで星野謙司がベースを担当。
     パレードの際には楽器運搬用の「台車」を用意し、それに「花バス」よろしくクリスマス飾りをつけ
     (これを「フロート」と称して)、その上に星野謙司がサンタの衣装で乗ってべースを弾き、
     スタッフが押して一周した。メンバーはその「フロート」を囲む形で練り歩いた。
      モール内の多くの子供たちを引き連れてパレードは大成功。周囲からも大評判、大絶賛を頂いた。
     なお、トロンボーンの尾関雅彦も残念ながら都合つかず、強力な助っ人「ドナルド・ギブソン」が登場。
     「JAZZ DREAM」でのライブ案内には「RIVERSIDE STOMPERS with DONALD GIBSON」とクレジットされる。
      翌日の中日新聞「三重版」にはパレードの記事がカラー写真付きで紹介された。    

12/30  中村純子(pf)宅にて高齢(失礼)、恒例の「りばすと大忘年会」が開かれ、
     一升瓶を空けてしまった小倉のご隠居が乱心し、帰宅不可能な状態に・


今後追加されていきます〜

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